支援
認知症対応型グループホーム・認知症対応型デイサービス、
利用希望があっても残念ながら
認知症の人だけしか利用できない介護保険サービス支援である。
北見市郊外にあるフラワーパラダイスへ出かけ、
地元の人々と音楽会を親しみ、
リズムが体へ入り込むように手拍子を取り体が動き、
香り袋を優しい言葉とともに頂き、
満足し高揚した気持ちはいつしか言葉も冗舌となり、
自宅へ戻られるまでに事業所では時計を見ながらクールダウンを支援する。
ゆでとうもろこしをつくろうと、
皮をむく手さばきはしっかり体に馴染み
無条件で力強く、ぐいぐいと皮を剥ぎ取っていく。
また、手づくりうどんに腕を振るう。
「私は、これが一番」と通所開始以来”ちぎり絵”つくりに今日も集中だ。
集中力は以前より増している。
「何もできない」と言っていた人々の力を引き出すケアは
自分等へ力を与えていただいているように、
スタッフ等は
楽しみながら次々と、その日の状態と個人史と会話から
導かれた”できることだけ゛の取り組み支援を行っている。