ご法話の後の認知症サポーター養成

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昨日は、ご法話の後の認知症サポーター養成となりました。

さすがに日頃から法話で鍛錬されている皆様です。

 

 

 

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認知症の中核症状からの周辺症状の話しも、

姿勢を崩さず、うなずく場面や、

目線を合わせていただいたり、

「そうだ、そうだ」と体全身で受け止めていただく姿に、

とても話しやすい時間をいただけました。

 

 

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認知症サポーター養成は、テキストと共に

介護現場で起きていることや、

「病状からの対応方法について教えてほしい」との

参加者からの依頼もあり、

平成17年頃から始めたサポーター養成から大きく変化をしております。

 

 

 

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最近のサポーター養成は、

多くの家庭で起きている家族の辛さと葛藤や、

亡き父親が「電柱に人が登っている。朝から頑張るなー」と何度も言う夫を

母親は「父さん行ってみよう。よく見てごらん」と側まで近づき見せると、

 

 

幻視は消えるというレビー小体型認知症の

今の認知症の理解に適った行動を

どうして良いか分からない

在宅介護者ならではの

“やむにやまれぬ゛場面から行っていたことの実話や、

 

 

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(ご担当住職さん撮影と許可)

 

 

介護保険前の当時、相談員であった自分の認知症の人の対応の失敗など

今のように誰も教えていただけなかった頃の

失敗を伝えさせていただく毎に

心の中で手を合わせている数名の人々のこと、

 

 

 

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学びほど大事なものはないこと等、

聴講していただいている皆様と共に関連する痛みは誰でもあること、

 

プロでも学びが届かないところは、

どうして良いのか分からなくて当たり前なこと、

 

 

会話ができなくなった大事な人と、

懐かしい歌を共に口ずさむ時間から

残された時間に光が射すように

曲が終わる頃、唄い始めることができる場面も訪れることがある等、

 

 

 

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その為にも今回のテーマであります

〜私から未来へ「伝える」〜が、

人と人との慈悲の心にふれる、

まさにテーマに一致した時間を皆様がつくりあげていただけました。

貴重な時間をいただき心から感謝を申し上げます。

ありがとうございました。