自分で“とき”を組み立てる
・・
誰にも邪魔されず、
自由に、
今の自分の“ 時 ”を
自分流に組み立てていくと、
過去から現実の瞬間までの自分という人間の生き様を認め
・・
レコードに置く針の一つにも
昔のように傷をつけぬよう
集中し
そっと頃合いを見て手を放す緊張の瞬間を
解きほぐすように
メロディーと共に懐かしい思い出の一コマがあらわれ
忘れかけていた自分の存在価値を思いだす。
・・
当時のように好きな本を片手に
好きな曲が終わると
側にいた
最近知り合った仲間らにやっと気づき、
笑顔で
互に共通する趣味を交じり合わせ
周りの人等の静かな応援を快く受け入れ
兄弟のような時間も共有する。
・・・
過去からの記憶の再現は
自分という存在を受け入れ、
現実の時間を共有する為にはなくてはならない導入の時間だ。