共に生きる時間から
その人にとって、
これまでの生活の延長となる作物の取り込みには
ストレスを多く抱える病気の人であっても
あらゆる心配事にも襲われず
もくもくとその時間に集中することができる。
子供の頃からの取り入れの手伝いや
家族に美味しいものを食べさせたいと
働き続けた生活延長の作業には
◇
土や草の匂い
作物の触感
みどりの木々と頬にふれるさわやかな風
辺りの景色から
五感の働きが作用し
その人のアイデンティティーを守り
病気と闘いながらも外界からの刺激をダウンさせる働きがあり、
介護する人は黒子となり
その人の今の時間を壊さないようにと配慮し
作業に集中する姿に感動を覚え
「すごいなー、すごいなー、頑張れ」と心でつぶやきながら尊敬する時間は、
ああ、これがパーソンフッドを支えていることなのだと実感する。
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今日は北海道デイサービスセンター協議会主催
認知症介護実践者研修が北見にてあります。
組織からも3名が参加しております。
午後13:00~19:00の講義を担当させていただきます。
考え悩み心豊かな研修が目標です。