組織と忍者の「気」
組織には
頭の良い人
普通の人
それなりの人、
努力をし続ける人
少しの時間しか働けない人
できるだけたくさん働きたい人
資格を持つ人
資格取得に励んでいる人々
基礎研修取得に励もうとしている人
まずは、業務を覚えてからと自分ノートを作成している人
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食事の担当では、
「せめて年を増したら食事だけでも美味しく召し上がっていただきたい」と汗をかく人
業務終了後の掃除に隅々まで専念していただける人と
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さまざまな人々の力をいただき組織が成り立っているが
ご利用者が最も望んでいるのは
学歴でも
資格でもなく
ピカ一の笑顔と
話を聴いていただき、
その時の感情を正面から受け止めていただき
一緒に考えていただける人である。
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そう、考えていると
手元に「気の最強パワー」という本が目についた。
いつか読もうとどこかで求めてたものだが、どこで求めたかは今は不明だ。
嫌な上司と気を合わせる方法とある。
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「気が合わない」というのはお互いの気に拒否の反応を示しているからだという。
訪問介護でも女性より男性の方が受け入れやすい場面では
分析すると
男の子の子育てからの「気」と交流しやすいのか。
介護は心理的なものも考える必要があることは百も承知であるが、
この中に「気」という流れも消し難い存在だ。
何度も何度も拒否され成功した時は大きな宝をいただいたように嬉しい。
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このようにスタッフが辛抱つよいのも認知症介護が身についているからなのだろう。
忍者は、自分の気を殺し相手の「気」に同化させ、相手の気の中に入っていくと言う。
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つまりは
相手を尊重し受け入れる事であり、
自らの頑固は相手を拒否することになり、
不満は相手への注文だとも。
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な~るほど、
相手を変わらせようとする心は、
自分の強いエネルギーの消失と共に
人は離れ誰にも受け入れてはもらえず、
疲労感だけが襲ってくる。
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そう考えると
相手にどのような「気」なのだろうと求める柔軟な心は
立ちはだかっていた分厚い壁が無くなり
そこから、はじめて自分と相手と正面から受け入れる土壌が深まるのだろう。
ウーン!
次回の勉強会はロールプレイで相手を受け入れる「忍者の気」を学ぶとしよう。
なんだかわくわく楽しい!!