苦労はチャンス
一人住まい、
一人で暮らしを整えていくことは、
自分への食事、
洗濯、
そうじと、
親から離れ、
初めて、
生活の大変さが身にしみる事がある。
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(朝ごはん)
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しかし、
この経験が
自分から始まった人生の一歩の試練であり、
食材の値段を知り、
主食となる米の価格を知り、
「今月の生活費は○○円だ」と、
経済感覚を養い、
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倹約している生活の中においては、
先輩からの“おごり”どきには、
ヤッターと
感謝が湧き上がるが、
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(夜のごはん)
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(夜のごはん)
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この苦労した経済生活を知らない若者は
せっかくの
生きていく上での
エキス獲得チャンスを失ってしまうこととなる。
何でも希望通りの家庭の友人に、
自分は○○さんのような家庭に生まれたかったと
うらやむこともあったが、
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社会に出て
浮かれ、
買い物をしすぎたときに
親へ
生活費の5千円を貸して欲しいと依頼したときには、
分厚い手紙と共に
送られてきた紙幣に
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『もう、ぜったい、借りないぞ!』と
心中に宿した心は、
自分の未熟さと
プライドからの恥ずかしい思いに気づかされたからである。
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この気持ちは、
自分から始まった人生をも守る事にもつながり
その後の荒波も乗り越えるエキスを含んでいたようにも、
体験から思えてくる。
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(ちょんまげに自ら挑戦!すばらしい!!)
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『若いうちの苦労は買ってでも出ろ』と
ことわざにもあるが、
子供の人生をダメにするのも親であり、
また、
勇気を与えるのも親なのだと
今だから気づく感情であるが
体験から身にしみてくる。
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親は
いつまでも生きてはおらず、
心を鬼にして
親が亡くなった後を思い
自立させるチャンスを育てる事が自律につながり
子は、自分という自分を抑制できるチャンスとなるのだろう。
・・
と、孫等も含めて自分へ言い聞かせる。