食べる時期と、止める時期
高齢からの体調低下時には、
継続して食欲がない方には、
おかゆ等、胃腸への負担が少ないものを提供し、
それも全く手をつけない場面では、
お医者様からの栄養補助食品の提供となりますが、
再度、
食べていただけるものをアセスメントすると
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ヨーグルトの他に
果物の缶詰、
甘めのドーナッツなど、
ことばも添えると完食していただけました。
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甘味はエネルギー源ともなりますね。
訪問介護からの「ダメだった。・・食べましたよ!完食でした」という
こまめなミニカンファレンスから、
食べていただけたときの喜びが
○○さんに伝わっているようでもあります。
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しかし、
諸外国では食べない権利もあり、
尊厳でもあります。
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食べる意欲が残されているかどうかの見極めが必須で、
自分等は、継続して
その意欲を引き出す支援が必要と考えますが、
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老衰や認知症の終末期には、
その意欲が途切れた場面では、
お医者様の診断となり、
指示がでましたら、
・
家族様との再度の納得からの契約となり、
訪問看護さん等との連携による
看取りの支援に入ることもありますが、
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最期まで希望を持ち
一日も長くシンフォニーで暮らしたいと
家族様の希望で側に付き添っていただき、
意識レベルも高く会話もしっかりできる場面では、
少しでもお好きなものを持参される等、
あらゆる親孝行の場を支援させていただくことも貴重で、
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病院搬送後、1日経過するか否かでお亡くなりになった方もおります。
この期間の、
送る人、
送られる人の精神的満足度はとても高いとも思われます。
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(昼、たけのこ寿司は大好評でした)
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グループホームや、シンフォニー等、
今までの経験では、
看取りはどの方も苦しまず
眠るように、
側にいる家族様も
いつ逝ったのか気づかない場面もありました。
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自宅での看取りも年々増しておりますが、
まだ、そこまではと言う方には、
グループホームや
有料老人ホーム
高齢者住宅等、
医師や訪問看護等の人々が、
気軽に
出入りできる場所だからこそ、できることもありますね。
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しかしながら、
何と言っても在宅での看取りを支援していただける
お医者様の
ポイントを高める支援がなければ今後、
終末期往診医師が増す事は困難と現場から思います。