静寂と雀

時計の音

冷蔵庫の音

換気扇の音

朝の静寂な一瞬に耳を傾けると、

さまざまな音が、

まるで緑深い山の上に立っているような

映像が浮かんでくる。

◇

（たねいもまき終了、

デイサービスⅢ号館の札が立ちました）

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昨日の料理から

（シンフォニー朝）

◇

（シンフォニー昼）

◇

（シンフォニー夜）

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目を閉じ、

聞こうとする心の働きで

喧騒から離れ

いつもすぐ傍までやってくる雀の鳴き声が

無の感情を豊かに彩り、

『この瞬間の呼吸を』と、

忙しい自分が突然対峙し、

再びゆっくり、ふか〜く息を吸う。