優しくて相手を思いやる忖度

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(もうすぐ秋の貼りえが完成です!
GH:介護福祉士瀬口)

昨日は、ある場所で日野原先生の著書を手にすることができた。

対談形式の文中より、

医師として

『あなたはガンです』と言う致命的な言葉で

伝えるのではなく

椅子を接近させ忖度しながら

ことばを探して

だんだんと伝えるんですよ。

患者との距離や

場所的なセッティングも心を通じさせてくれると。

日野原先生の言葉は、すんなり心に通じてくるからありがたい。

忖度も相手の心中を察しながらこのように使うのかと

美しくて優しい忖度の学びである。

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先日、ご利用者と出かけた病院の対応も

すばらしく

断層写真の撮影にも思わず一緒に中に入りそうになるが、

技師の落ち着いた静かなトーンで

『大丈夫です。外でお待ちください』と。

『いえいえ、自分はもう年ですから一緒に入ります』と

心の中で叫んでいたが、

心配は見事に外れ

ご利用者は、

すんなり動かず言われるままに時間は経過した。

手のかけすぎ、

1分前の事も忘れても、

今が大事な『とき』であることを把握する力があるのだ。

ご利用者を信用することを本人より教えていただく。

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(菊祭りが中止となり、

見事な菊を介護施設で鑑賞させていただき、

精魂込め育てられた皆様に感謝です)

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(きのこ寿司)

◆◆

担当医は、

認知症を患う人にも

ゆっくり噛んで含めるように説明していただき

ご利用者の

『人生いろいろあるね』という言葉に

『なんと奥の深い言葉を!』と真摯に受け止めていただき

休日のゆっくりした病院の流れと

多忙な時期を過ぎたと思えるご年齢から

味のある癒しの時間を受診から

安心と心の満足をいただいた。

遅いお昼は、

秋の高い青空に包まれ、

ご利用者と二人で新政のおそばを食べて岐路に着いた。

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