生きること・生きていること・送ること
K様、
皆様へご紹介させて頂くと「私こういうの苦手で・・・」と
照れ笑いされていましたが笑顔でお過ごしです。
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昼食も好き嫌いなく完食。
午後からは、
書のお話など聞かせて頂いたりと関わりを持ち気分転換を図りました。
デイサービスが苦手と言う気分は今のところございません。
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食事摂取量が少なめのO様、
キャベツを多く入れたお好み焼きを
完食され多めに提供させていただきました。
カロリーが確保されました。
デイサービス五号館 管理者 山下
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◆◆◆開設前の以前の職場からの同僚とのご縁◆◆◆
Sさんとは、
子供等は同じクラスでの小学生当時からの仲良しであり、
更には、元職場の開設時からのご縁があり、
共に立ち上げから苦労を重ねた同僚でもあります。
今の職場へもご縁をいただき勤務していただいております。
Sさんは、勤務しながら自宅での家族の看取りを無事に終えました。
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(あさ)
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妻が仕事へ行くことで、
ご主人は、いつもの暮らしが継続でき
留守を守ることで適度な緊張感も、もたれたのか、
ご担当医はじめ医療関係の人々が、
緩和ケアをお勧めになっても
頑として首を縦に振ることはなく、
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お亡くなりになる数日前にも『そろそろ入院しませんか』と言う
説得には、
『もう少し体が良くなったら入院するわ』と、
周りに笑顔を引き出すように話されておりましたが、
遠方の息子さんも帰省され、
昔の家族団欒のなかでご主人は眠るように息を引き取りました。
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ご主人の頑張りと
妻の仕事と看取りの両立は、
二人三脚で人生最大の仕事を成し遂げましたが、
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このようにコロナ禍においても、
超高齢社会の真っ只中においても、
ご自分の意思を貫くことの意味、
適度なサービスを使いながら、
家族は、今までのように仕事へ向かう時間を短くても保つことで
自宅での看取りが自然のように感じられました。