元気なうちから心がけること
人は、誰でも得意な事には時間の経つのも忘れ
夢中に取り組むことができます。
仕事であっても
趣味であっても
デイサービスの一日であっても
何もしたくない日、誰かの顔をたてに仕方なくやって来る日であっても
得意なことが手にふれるように置いてあると
自然と気持ちが前にすすみ
能動的に自ら手に取り何事も無かったように取り組むことができますね。
とくに前頭葉に早くダメージが来た高齢の方には、
『こうしてください』
『ああしてください』という命令的な口調は禁物で
環境を整えると上手くチャレンジをしてくださることがあります。
認知症という病気であっても
脳の中核症状からの変化は、
暴力や暴言が酷いと医療が優先となりますが
多くは個性であるように思います。
また、もともとの性格が
とても影響をしていると現場の状況からも考える事があります。
認知症と言う病気は、
特別なものではないことは
認知症のサポーター養成からも世間に多く知られるようになりました。
まだ、大丈夫と判断がつくときから、
感謝をすること、
『ありがとう』と言う言葉を元気なうちから多く使うことで、
自身の精神力を整え、
周りの人等とコミュニケーション力が高くなり
認知症(この場合はアルツハイマー)という病気なっても
自身も、スタッフも穏やかに暮らしている方が多くいらっしゃいます。