「メロディー」

8月20日

認知症介護研究・研修東京センター永田久美子氏を迎え

希望のカード「ヘルプカード」について

地域住民向けに実施させていただく。

 

前日は、北見市職員や地域包括の人々向けに実施させていただく予定。

 

認知症と診断されずとも

もの忘れが多くなったなー。

足や腰も痛くなったり、

目的地のバス停で、降りるときに少しの手間をいただけたりすると

一人でも買い物ができる。

 

病院の待合室でも子供等はゲーム機を片手にどっしりと座っているが

隣のおばあさんと、家族らしき人は座る所を探していたが

座る場所がない。

 

このようなときに、

すいません「足が悪いので席に座らせてください」カードを提示すると

青年や子どもは

慌てて席を譲るだろうか?

 

それとも

見て見ぬふりをするだろうか?

 

高齢者と暮らしたことのない世代は、

椅子が有るから座る?なぜそれが・・?と

誰も伝えるものがないまま育つ場合もあるだろう。

そんなことを瞬間考えていると、

横の席にいた青年が「どうぞ」とおばあさんに席を譲っていただいていた。

 

おばあさんは、感謝の言葉を伝え青年は恐縮していたが、

このようなことは勉強よりも生き方に通じ大事ではないかと思えてくる。

学校でいじめをなくすことと、認知症の人にやさしくすることは同じと考える。

 

人の最後に残るのは、どう生きていくかという生き方であり

そこには、親も身内も不在となり

残された一人の人間のみである。

そこまで生きる力を授けることが子供を育てるとことなのだと

今更ながら我が身にたどり着いた。

 

 

 

 

北見市全戸に無料で配られる

伝書鳩の記事から

顔見知りの民生委員さんから連絡が入り

「目の不自由な奥さんが町内で「ヘルプカードを聞きたいと言っている」と

連絡が入った。

 

🌹

とき:8月20日(日)

   10:00~11:30

場所:北見市花園町北光東高齢者福祉会館

  (直線で市民会館、日産前を過ぎ、大橋渡り2本目を右に行くと直ぐの場所)

定員:20名(若干余裕あり残り数名)

   高齢者が多いため3回目ワクチン接種済みの方のみ対象

申し込み場所:デイサービス五号館(0157-33-5671)本日休み。

 

🌹

 

ヘルプカードを使いたくても

どのように使うと良いのか不明であったと言う。

その民生委員さんが

町での買い物時にも一緒に出かける場面もあるようだ。

 

 

民生委員さんに、なる人がいない時代であるが、

亡きお兄さんの後をついで

妹さんも今、民生委員さんとして活躍されている。

 

 

そのような出来事を思いだいしながら

早朝に

昨夜聞けなかった玉置浩二さんの

河口湖でのコンサートを拝聴させていただいた。

 

 

人生を真正面から逃げずに

悩みながらも真剣にトライする姿と

聴かせていただく側の個々の人生が重なり

最後の曲の

「メロディー」に知らずうちに人生の深さを感じ涙があふれてきた。

 

 

 

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