命と仕事の尊さ
人の命が絶える瞬間は、全く不明である。
現職で働いていた職員の父親が体調が悪いと受診後に亡くなった。
その1か月も満たない前に
息子さんから、
「いろいろ考えましたが社会保険もかけたいので正職員になりたいです」と
申し出ていただいた間もない話である。
親孝行は、いろいろあるが、
直接的でなくても
親に子からの先の不安をなくす働きも何よりの親孝行だっただろう。
親の年金記録から
「50年も働いていました。」と。
親からも間接的に働く意味を教えていただけたようだ。
介護現場で働くとは
自ら自分を養い、
社会貢献の意義も深く、
「ありがとう!」
「すまないね」と、人との交流が始まり
〇〇君からの食事支援時には
Aさんは、誰より多く召し上がっていただけたのも
ご利用者からの相手を思う心だったのだろう。
傍を楽にする働き、
働くとは、このような意味もあるのだ。
喜びを与えさせていただくと
喜びが倍になってかえってくる。
介護現場は、大変なことも多いが
喜びは直ぐ手元に戻る瞬間がとても嬉しく楽しい。