穏やかな日のありがたさ

 

 

穏やかな日

 

認知症を患う高齢者も

世の中の喧騒に振り回され

症状がとても複雑化されている。

 

 

しかし、言えることは

本人が暮らした家で落ち着くことはもちろんだが

そう、簡単には物事は進まず

 

 

老いた認知症の人の心は

自分と折り合いをつけるように

寂しさと笑顔の入り混じる中で一日・一日を積み重ね

落ち着かぬ場面では、

仕事を依頼し、

「ありがたい」との心が伝われ~と願いながら感謝を告げ

少しの満たされた心が心のトゲトゲをま~るくし、

落ち着く日々をスタッフと共に求め過ごされている。

 

 

住み慣れた地域で

片付かない家で暮らすことは、

様々な複雑化された病状もあるが、

 

薬よりも安心な心が満たされ

ご近所の馴染んだ人々に囲まれ

一人でも生きていける世の中になると

多少の難は笑顔で見守っていただきながらも、

認知症のBPSD(行動心理症状)は治まるだろう。

 

 

現場では、過去の学びを

脳裏から消すことが必要な時期が到来し、

『今日も何事もなかったね。』と、

合言葉のように一日が無事に過ぎ去っている。

 

 

今日は、管理者会議が予定されている。

個々に、短時間で話を要約しながら

帳票類やサービス支援のあり方を論じる予定だ。