勉強会2.
勉強会より
私達は普段の会話の中からノンバーバル(非言語)のやりとりを自然の形でおこなっており、
相手を安心させる「大丈夫です」という言葉と共にその表情、やりとり、その声のトーンなど言葉以外のメッセージを送っています。
認知症介護は特に、相手の言葉にならないノンバーバル(非言語)のやりとりが重要になります。
介護家族からの様々なノンバーバルなメッセージを拾い、
何気なく言葉かけをさせていただき解決までに至らなくても応援者がいること、
一緒に考える事業所が側にいることを言葉と体全身でお伝えさせていただく勉強会を行いました。
何かが変わり始めた楽しみなTスタッフの東京会議塾の報告や、キャリアパスの個々のスタッフ目標達成、途中経過報告を参加者全員が発表し、
達成できるような助言と各リーダーが部下の目的達成のための応援プログラムを組んでいることを伝えさせていただきました。
助言は参加者全員の学びとなります。
”共に達成できるように応援をする。”
キャリアパスには、
1)人としての最低限度の身だしなみ(マナー)
2)研修への意欲と知識と技術
3)センター方式の理解と日々の活用(利用者・家族含む)
4)副リーダー・リーダー以上の運営管理、教育、マネジメント他
スタッフの多くの目標の一部は、ごく身近な現場の「○○さんの対応時が自分はできていない」という、ありがたい目標であり、
センター方式を活用した根拠を基に考えること、
その場、その場の対応はスタッフの運・不運がでてくるという空しい介護になること、
根拠を基にサインを見落とさず、早め早めの対応を行う。
火災の消火と同じで”ぼや”のうちに消火すること!
あまり表現は良くないですがわかりやすい言葉で伝えると、
スタッフの誰もが火災の恐怖を感じているためか”ツボ”にはまるように理解していただけました。
まさに、個々の能力アップから組織全体の底上げになると言う目標になりました。
途中経過から、その部所の強みとともに弱点を知る強みをいただきました。
早速Tリーダーから昨日の夕方には実行からの嬉しい報告が上がってきました。
嬉しい報告は、利用者様に直接関係した報告であります。
キャリアパス導入が利用者様の気分の安定となり、まとを得た学びからスタッフの喜びになることが一番の報酬でもあります。
生かすこと、生かされること、そこにはやはり相手に届く”心”が一番でした。