アート
作品つくりには
継続からの記憶の再生や、
色を選ぶのが困難な時期であっても
今までの日々の積み重ねからその力は維持され
色をまんべんなく使用できる人もおり、
何よりも出来上がった作品からの達成感を味わえる。
しばらくすると
アルツハイマーを罹患された人は、『これ自分でやったの』と忘れるが、
写真や再び皆さんとの交流から思い出され「すごいねー」と喜びに浸っている。
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リズミカルに多忙で充実した時間♪
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作品は、
その人、自身であり
その人の生き様が投影されているようでもある。
NHKギャラリーのお隣の風景画も、
作品の一つ、ひとつから訴えてくるものが違い
自分は、雪に包まれた自然の景色が清々しく美しく
絵の中にいるように吸い込まれていく。
趣味を持つことは自身を異次元の空間へ導き、
その世界では全てを忘れ
自由で気ままに没等できる時間となる。
混沌とした世の中においては
無になる時間も必要であり
認知症の人の心も同じなのだと思えてくる。