中国の儒学者、孟子の言葉
環境
現在の与えられた環境が全てでない方が良い。
満たされた環境から、
ゆったりと満足感が漂い
そこから編み出す強いものは無いと考える
厳しい環境だからこそ
あらゆる過去からの得たものが総動員し、どうしたら良いのだろうと
頭を駆け巡り
それまで考えもつかなかったアイデアが浮かび
苦しさの中から
想いがけないチャンスと巡り合う場合もある。
苦しいときこそ
他者のせいにせず
どっしりと構え
自分と向き合うことが先決で
怒りの相手を敬い尊び感謝をすることで
その事柄が精神を鍛え
人間を大きく成長させるのだと思う。
そう考えていると今朝の乱読から紀元前372年に生まれた中国の儒学者、孟子の言葉と出会った。
🌷
『人恒(つね)の言あり、皆曰(いわ)く、
天下国家と。天下の本(もと)は国にあり。国の本は家にあり。家の本は身にあり』
人は天下国家と口にするが、天下の本は国にあり、国の本は家にあり、
家の本は自分自身にあるのだという。
🌷
天下国家を立派にしたいなら、まず自分の身を修めなければならないという言葉で、
おぼろげであるが、過去に四書五経の「大学」にもそのような関連するものがあり、
足元である自身の土台である根っこが大事で、
自分の根をいかに張り巡らし動じない自分にするのかを問われた思いがした。
今日の乱読は「立志立国」。