急激な気分の変化は体の不調のサイン

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介護現場からの気づきは、利用者様の人生を左右する場面と遭遇です。

 

最近、入居中のBさんの表情がすぐれません。

 

顔色も悪く傾眠がちであり、時として大声で怒ることが多くなったように見受けます。

 

 

 

 

 

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3月の血液データーでは異状はありません。

 

定期的なバイタルも問題はありません。

 

でも、何か変なのです。

 

やはり、シート記録から見ても気分の変化が多すぎる事と顔色が冴えません。

 

 

 

 

 

 

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Drに以上のことを報告すると、Drは瞬時に血液検査を行っていただきました。

 

翌日の検査データーの報告が、Drより朝一番で届き早急な検査を含めた入院となりました。

 

 

 

 

 

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入院に伴い家族も真剣に目の前の困難に自分の考えを訴え、また新しい情報を現場熟練者から素直に頂戴し、

 

Bさんは、家族や入院による関わりのあった人達のたくさんの愛情をいただき、まだ完治はしておりませんが、

 

手当を受け、1週間に満たない入院から無事に戻ることができました。

 

 

 

 

 

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学びの通り体の不調を上手く訴えられないBさんの苦痛は急激な気分の変化に拍車をかけていました。

 

バイタルも大事ですが、やはり普段とどのように違うのか・・・

 

現病の初期発見は、やはり、いつもそこにいる介護さんの「変だな・・!」という気づきが一番であることを再度理解させていただきました。

 

 

 

 

 

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Bさんは、退院後おかゆの赤飯を気分良く召し上がることができ、

 

日中の休息を寝室で充分に図り、

 

居間での交流の場面では笑顔で暮らすことができるようになりました。

 

 

 

 

 

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