自分探しは普遍的な自己実現へと
人には他の人にはない独特の尊い持ち味が与えられている。
全世界にたった一人しかない自分に神様は誰にもない自分だけの尊い持ち味を与えてくださっている。
そして、尊いということは優れていることとは違う。
★★★
かけがえのない独特の尊い持ち味が、実際に何なのか、自分はいったい何者なのか、正体は何かを見つけ、「自分探し」をすることになります。
この「自分探し」は青少年に限らず、中高年であろうと、その解決を他人任せにするわけにはいかず、
これは誰にとっても避けては通れない道で、どうしても自分自身で取り組まねばならないものです。
「自分探し」によって自分の持ち味にふさわしい分野の持ち味を卓越した状態にまで高めることができたら、
それがどんな分野であろうとも平等に人間として尊敬に値する立派な価値を持つことになり、
「自分探し」の学びから機が熟すと不思議なことが起こるといいます。
自分にかけがえのない尊い持ち味を見つけ、それを鍛錬し卓越した状態にまで高める「卓越性の追求」の志と、
人々みんなの公共の幸せのために進んで役割を取得する「普遍的な自己実現」の志とが、わが志において一つに結びつくことです。
これを「立志」といいます。
自分の持ち味を発揮することが世の中の人々のために役立つという自分独特の「道」を見つけ、その道に志すことにほかならないのです。
だから立志とは自分の人生をデザインすることなのです。
引用文献 人はなぜ勉強をするのか千秋の人 吉田松陰
友人は、我が子のために一日も休むことなく真っ正面から戦い、
逃げることなく一つの情報から喜びを得、
また、その喜びからの感謝を他者に伝え、
人それぞれに与えられた立場の「道」から、人々の幸せの為にと発展させつつあります。
親が子を思う気持ちは、強く、たくましく日々の辛さ苦しさを浄化させ美しく輝きだしています。