昨日の講演会から
昨日は、北見市内においての学術講演会に参加させていただきました。
BPSD(認知症の行動・心理症状)の原因はいろいろありますが、その一つに薬の副作用があることが明快に告げられました。
医療・介護が大勢参加する中で薬の副作用について話題が展開されましたことは現場にいる介護者達にとりましても非常に大きな力となり、
♪尚一層、食事、水分量、排泄、行動面、バイタル(血圧・脈・体温)、服薬、睡眠・精神状態が記入されたシートを根拠に持ち、
何に困っているのか、
新たな病気がないのか、
薬の副作用の危険性はないのか、
1)まずは、介護者側が薬の文献(内容が詳しく書かれたもの)を熟読し、♪日頃のシート記載データーからどのような状況なのかを読み取る。
2)次に、かかりつけ医に相談後(肺炎・尿路感染・掻痒症等・・隠れた病気を発見)、
3)それでも困難な場合は専門医へ受診とする方向が、
より明確にBPSDの原因を把握することができる事と述べられ、
共に三者が互いに密になり介護側は医療の知識を学び、
医療現場へ理解できる言葉(言語化)を伝えていくことが、その人の救済になることと学ばせていただきました。
最近は今までになく薬の副作用が普通に述べられるようになったと実感です。
修了後は、介護現場、Drを含む医療現場、包括の人との交流もあり、和気藹々と現場の意志疎通を拡大する場となりました。