トランプ遊び、神経衰弱に集中!
1台のテーブルに、6名ほどの利用者さん達が半身を乗り出し、
頭がぶつかりあうほどの距離で
夢中になってトランプをめくります。
「あっ!そこだ、そこだ!」「いやーすごいねー。○○さん頭いいねー」と、
褒め合うことや、認めること、
「あっ残念・・」と、相手の気持ちを癒してくれる言葉など、
身近なところで、
お金をかけなくても馴染みのある、
誰もが一度は若い頃に遊びの中で経験した、
トランプ遊びがあります。
昼食の準備をするスタッフと、
そのざわめきを押さえるように、
真ん中には、業務の手順は苦手でも利用者さんの中に入ると、
空気のような存在となり邪魔をしない介護をするKがいます。
大型の施設では力を発揮できなくても少人数の事業所だからこそ、
天性の光を放つことができます。
人には、様々な才能があり、
この世に生を受けた者には、それぞれに使命があることを裏付けています。