永遠に朽ちることのない価値観との出会いへと
懸命に日々の暮らしの中で精一杯生きていると、
他には感じないものを感じ取り、見えない物が見えてくる。
それは「独居高齢者が心配だ」と業務修了後も出かけていく介護支援専門員の姿であったり、
命をかけ日本を守っている保安部の仕事であったり、
精一杯、全力で立ち向かっているからこそ敏感に感じとれるものがある。
傍から見ると、
「そんなに頑張らなくても」と思っても、
見えない価値観は自身の心の中で大きな使命感となり、いきいきと輝いていく。
人生という一瞬の”時”の中で、
金銭では求めることのできない大事な物を、
懸命に生きているからこそ、
必死に生きているから、
偽りのない心で立ち向かい、
永遠に朽ちることのない魂が満たされる瞬間に出合うことがあるのだろう。