友人との永平寺
永平寺
凛としたたたずまいの中、修行僧に案内をしていただき、
磨き出された長い廊下を踏みしめた記憶が蘇ります。
大きな病気から復帰した友人もそこにいます。
宿坊のお世話になり、
朝のおつとめへ参加、
精進料理の善をいただき、
夜、遅くまで語っていた時間を懐かしく思い出します。
永平寺の旅は友人との最期の旅となりました。
この世で生きて行く中で友人との交流の期間は、
ほんの数年の短い縁でしたが、
人との出会いは月日の長さではなく、
互いの人生にどれだけ影響を与えることが出来たか、
自分には無い人生の深さを互いに知ることで豊かな一日となった日々、
楽しかった時間、一緒に考え抜いた時間が今も心の奥から蘇ります。
ありがとう・・・・・