童神
入居されている方の娘さん二人が、ブログをご覧になり来所していただけました。
ご本人は昼食後のまどろみに入っていましたが、
観音さまの横で娘さん二人と三人で親子の場面へと・・・
銀座通りの話しや映画館の近くにお姉さんが勤めていたこと、
お産の9ヶ月まで自転車に乗り実家の畑手伝いに行かれていたことなど、
まっすぐ前をむいて生きていた、お母さんのお話をいただけました。
今日は、朝の「動の時間」では沖縄の「童神」を歌わせていただきました。
新しい歌でもしっかり刻み込まれます。
子供を授かり、よい子が生まれてきますようにと願う場面から、
子育ての暑い日、寒い日、胸に抱いて育てた日々、
育った我が子を嵐のような世界へ送る母の思いなど、
歌詞を説明し、
一緒に歌いました。
穏やかに一緒に口ずさもうとする方、
大きな声で歌う方、
Sさんは、涙をぽろぽろ流され号泣している場面となりました。
ホームの皆さん達も、たくさんの感性をもち、
今の子供さんの顔や名前が理解できなくても、
心配な幼い日の我が子をしっかりと胸に秘め、
どのように進行しても、
母親としての愛を強く、
力は残されていることを教えていただけました。