介護する兄弟・姉妹への支援
家族介護は想像を絶する。
たった二人しかいない親だけど、
病気で寝込む親を看病し何とか生きてほしいと願うも、
帰らぬ人となってしまった片親。
同時に24時間限りなく続く、もう一方の片親を介護している苦悩は、
仕事へ行っても、
どのようなときでも、「自分の残された人生はどうなるのだろう」と、
脳裏から離れることはない。
これから迎える正月の時期は、
親のもとへと訪ねる遠方の子供さん方も多いが、
同時に、親の認知症の理解を深め、
互いに心の支援を行うことが、
在宅で介護している者へのエールを送ることとなり、
これからの介護を継続する勇気をいただけることとなる。
兄弟・姉妹の縁を大事に、
アルバム等を親と一緒に見るなど心地良い時間を提供し、
残された親を中心として介護者の日頃の大変さをしっかり吸い取ってあげよう。
それが少しでも達成できたなら「良くやった」と自分にほんの少しのご褒美をあげよう。