自分達の“番”
生きていく間には人は様々な価値観への推移と変化していくようであります。
食事は、ふっくらと香ばしいご飯と、
薄味の漬け物と新鮮な野菜、
好みの食べ物が少しずつ変化してきています。
子供の頃には、手打ちそばやうどんには見向きもしなかったのですが、
旅先では、ほとんど蕎麦になりました。
人混みのデパートよりも自然の野山でほっと息がつけるように、
年齢を重ねる毎に自然を求め、
本当に必要なものだけを求めるようになるのですね。
バラエテイに飛んだ食べ物を欲する間は世の中への挑戦や意欲の現れなのかも知れません。
今日は、地域を良くするための有志の方々の3回目の集まりがあります。
現実の実態と経験から導き出された話題から住民として何ができるのか、
じっくりと地域に根ざして行くことができるものを、
22名の参加者の皆さんと忘年会を兼ねて語り合います。
回数を重ねる毎に参加者が増してきています。
日本という地域を耕し人材を育成してきた先人達、
自分達の“番”にどのように受け継いだものを育み残していくのか、
今日も語り合う楽しみの時間が訪れます。
これからの青年や中年、
そして年齢を重ねた人々の意見交換から、
蝉の蝉脱のようにどんどん変化し新しいものが生まれていきそうです。