湿度と安眠
(加藤スタッフ和紙から作成)
湿度が大事であることは誰もが知っていることであるが、
加湿器やバスタオイルを一列に美しくぬらして暖房のそばへ置くなど、
大型施設で50%を維持することは以前は困難であった経験があり、
理想と現実の違いを感じていた経緯があった。
しかし、入居者9名というホームにおいては家庭の延長であり、
加湿器と植物の水遣り等で約50%の湿度を保つことができる。
湿度が保たれた空間は、皮膚の乾燥を防ぎ痒みから安眠を妨げることはない。
花々が何年も美しくいきいきと咲いてくれる。
適度な湿度は風邪の蔓延を防止し気管が弱いスタッフやアトピーのスタッフは居心地がよく体調も良いという。
数年前の塾での学びであるが、素直に聴くことから体験することでよりいっそう真実が理解できる。