みなさんの心から、喜びの種がまかれた。

 昨日は「地域における子供と老人が住みやすい社会の仕組みをつくるには」と題し、様々な立場の皆様から提言があった。

 高校生から医師まで、現在取り組んでいるボランテイアの心の内や、これからの積極的に生きる町内会の在り方や小児科医である医師が思う子供の心など、会場一杯に来ていただいた聴衆のうなずく場面に、まさに身近な場面からの提言であることが理解できた。

 人として、日本人として、どのように日本経済が 変化しても日本人の心が力強く息吹き、そこには力強い日本人魂があり今、世の中が不安定になってきている、この時期だからこそ地域で結束が重要と誰もが描く場面をいただいた。

 また、非公式で参加していただいた保健所のM係長からの気軽な地域住民に向かう発信や北見市役所のN主査からの言葉など、みんなが参加した温かい空間となることができた。

 アンテナを張り巡らし、かけつけていただいた北見市議元議長であるM市議からも、これからの地域つくりの大事さを、その場で1分程度という注文にもかかわらず住民に述べていただいた。

 地域の北光神社を永年に渡って守り続けていただいている顔も伺うことができた。

地域の誰もが参加できる地域つくりである。
地域の誰もが「良いことを行おう」と思う方を拒む場ではない。
政党も宗教色も、何もない純粋な心だけをいただく場なのである。
そこには尊い人としての心が通い合うことができた。


 最後のまとめの場面では遠軽の北海道家庭学校で小さな体に牛乳缶を持ち、すれ違いざまに挨拶を交わした少年の顔が浮かんだ。
この少年に私達地域の人が、どれほど声をかけることができたのだろう・・・
「この少年の背後にある心の重荷が消え去るような未来が訪れますように」と心に感じたその時の、その思いも同時に、まとめの一瞬に浮かんだ。

★この時期に、この場面で、なぜ予想もしなかった北海道家庭学校へ尋ねることが出来たのだろう。・・・・
 偶然にも翌日のまとめに脳裏に浮かぶことが出きた事は、必然だったのかと思う瞬間であった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 労いを含めた昼食では、スタッフの赤飯とGH事務局長I氏の早朝からの手打ちそばが、心込めた助言と人としてのあるべき姿を説いた早川先生の乾いたのどを潤すことができた。
最後まで温かい人の輪で終了することに感謝である。