認知症介護の基本
認知症という病気になっても、
力は限りなく残されご本人が興味を持ち、
能動的に挑戦したいと言葉で発しなくても、
表情や、行動に表れたときには、
無理せず、強制せず、
ゆっくりと行っていただきます。
できないと・・決め付けるのは私達介護者の勝手な思いかもしれませんね。
認知症介護の基本は、黒子となって見守り、
できないところだけ、そっと手を出す。
できた喜びは”認知症の人自身”の喜びとなり、
達成感と、皆さんに認めてもらえることで自信となります。
★★★
写真のSさんは、迎え時には不安な様子がみられましたが、
送迎時情報から一日の組み立てをスタッフ全員が周知するよう努力しております。
笑いの体操後には気分も向上し、
その後はたくさんの苦労話をきかせていただき、
自ら、お菓子つくりに参加していただけました。
★★★
会話は心の曇りを晴らしてくれます。
介護者が手を出したほうが仕事は速いのですが認知症介護は、
・待つこと
・あせらせないこと
・黒子の言葉はささやくように
これがエーデルワイス介護現場において利用者さんから教えていただいたものです。