認知症ケアは、その人独自のオーダー介護が必要です!
せっかくの認知症グループホームです。
生かして、駆使して、その人個別の支援サービスを提供しないともったいない!
★個別のオーダー介護に必要になる基本は★
・その人の既往歴を知っているか
・その人の現病を知っているか
・その人は人生の最後をどこで迎えたいと思っているのか
・その人の歴史を知っているか(楽しいこと・光り輝いていた時代)
・その人が会いたいと思っている人(猫・犬・他)を知っているか
・その人の聞きたくない話・触られたくない話を知っているか
・その人の得意だった趣味をしっているか
・その人は、今はもうできないと誰が決めたのか?
・介護者が黒子になり少しの手伝いで出来ることを他のスタッフは全員知っているか
・その人が「好き!」ということをより詳しく知っているか
写真は北見から留辺蘂までの山道
例
・音楽が好き(演歌・唱歌・民謡・ジャズ・クラッシック・行進曲・タンゴ・ブルース)
・美空ひばりの何という曲が好きなのか
・ラーメンが好き(塩ラーメン・みそラーメン・醤油ラーメン・昔のラーメン
★正面から聞いても頂けない情報が、一曲の歌から懐かしい過去情報がその人から話されることを知っているか。
★その情報は、個別のお宝情報として記録されスタッフ全員が知るミニカンファレンスが気軽にできているか。
(上記、担当する介護支援専門員更新研修個別プラン作成時の青山視点一部より)
基本ベースは認知症の人のためのケアマネジメント センター方式です。
お日様や雨・風と遊び短い命を咲き誇る花
★★
私達介護者の手の中に、利用者様の残された人生があります。
「終わりよければ全て良し」という言葉があります。
苦労したけど良い人生だったと、思っていただける介護を提供し最後の時には「ご苦労様でした」と天に、いつお帰りになっても良い「心構えの出来た介護」を目指していきましょう。