認知症ケア

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認知症は病気であります。

 

誰もがなりうる病気であります。

 

認知症という病気は、

 

「意地悪をしているのか!」と、

 

思われるほど、

 

今、伝えたばまりなのに、

 

振り返ると、また、同じことを尋ねることが多くあります。

 

 

 

 

 

 

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認知症の人の心の中に、

 

「変だな!何かがおきたのかな、大丈夫なのだろうか」と思う瞬間が訪れ、

 

何度も何度も尋ねることがありますが、

 

何度、聞いても不安だけが残り、

 

不安から、また尋ねてしまうことが現場でも見受けられる場合があります。

 

 

 

 

 

 

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優しい目線で、

 

優しく体全身で受けとめ応じることから、

 

認知症の人が興味をもってくれる話題を提供すると、

 

不安を拭い去ることができる場合が多くあります。

 

 

 

 

認知症が進行した場合も、意味が通じない言葉を訴えてくることがありますが、

 

進行された方の、最後の言葉を優しく返してあげましょう。

 

「○○○なの?」・・・・・と、

 

ようやく、わかってくれる人がいたと、

 

「そう、そう、そうなの」と、

 

 

初めて見せる表情をいただけることがあり、

 

 

安心することができます。

 

 

 

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また「大丈夫だよ」と、一言伝えていただけることや、

 

 

究極の面白い顔の提供・・

 

「○○さん、こっちむいて」と、

 

振り返ったと同時におかめのような顔を提供します。

 

 

 

緊張がほぐれ、

 

「自分は何を言っていたのだろう」と、

 

忘れることができる認知症を駆使すると、

 

新たな楽しい空気が認知症の人に訪れます。

 

 

 

 

 

 

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笑いは互いに笑いを呼び起こし、

 

ストレスを発散させる働きとなり、

 

互いにそこに居る人々の

 

緊張した空気が一瞬で変わる場合があります。

 

プロは、さまざまな分析を元に丁寧に追跡しますが、

 

現場の中で、早急な空気の変化を呼び起こすには、

 

センターと共に必要なのは、やはり笑いでありました。

 

 

 

 

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認知症の人は、見知らぬところを旅し、

 

どうして自分はここにいるのだろう!

 

両親はどこへ行ってしまったのだろうと、

 

若い自分に戻ることもあります。

 

旅先で出会った方が、あなたでよかったと思う対応が望まれます。

 

 

 

 

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