ポイントは、自分以外の誰かがプラスとなる方向
”かたりべ”で福島の紺野さんが集められた民話集から、
”ぼたもち”の話を、
勝手ながら、
方言だけを少しだけ手直しをさせていただき、
「現場で導入しやすいように」と、
簡単な製本にさせていただきました。
すると、思いがけなく、
朝の”動の時間”で提供されたお話に、
利用者さんが興味をもっていただき、
しばらく経過したその後も記憶の中に留まり、
”ぼたもちの話”を手にし、
「嫁いだら、似たような事で苦労したよ・・」
「おはぎとも言うんだよ・・」
東北出身の方に興味をもつ方の姿がありました。
(Ⅲ号館報告より)
現場へ新たなサービスを導入する場面では,
「利用者さんに提供してほしい」、
「こうなればよいなー」と湧き上がる感情は、
そのときの、こちらの希望であり、
湧き上がったときには、
その映像が動いている場面が現れてきます。
では、どのように、その運びをもっていくのか、
現場に伝えるときには、
理解しやすい形で、
現場が望む形を提供しなければ行動には移せないことであり、
「またか」と思うと、嫌々提供される話には、
いくら、よい民話であっても、
利用者さんの心を動かすまでには至らないことであります。
これは仕事のみならず、
社会の中においても、家庭においても同様と思われますが、
『このようなったらよいなー』と思う感情のポイントは、
その誰かの状態を知ることであり、
仕事で言うならば、
その現場がどのように動いているのかが、
やはり、映像で動いていなければ導き出すことはできませんね。
もう一つのポイントは、
自分以外の誰かがプラスとなる方向であるのならば
その内容は達成に導かれていくのかな・・と思わせていただきました。
会社においても、
家庭においても、
旗振り役になる人には工夫が必要であり、
苦労と思うのか、
ゲームのように『やった!』、『クリアーだ』、『そう、きたか』と、
いかようにも対応できる心を持ち備えていると、
100%全身全霊をかけ、
打ち砕かれるのではなく、
20%残した遊び心が変化を楽しむことになるのですね。
http://www.youtube.com/watch?v=S1QPAVwE0Wc&NR=1&feature=fvwp
心元気な一日でありますように・・