日本は原発事故補償条約批准を 米エネルギー副長官
パネマン米エネルギー副長官は12日、
将来起きる可能性がある原子力事故の賠償金を、
世界各国が拠出した基金で補う「原子力損害補完的補償条約」を
「日本が批准することが極めて重要だ」と述べ、
日本政府に早期条約締結を促した。
共同通信との電話インタビューで語った。
原子力損害補完的補償条約は1997年に国際原子力機関(IAEA)で採択され、
米国は2008年に批准したが、締約国が少ないため発効していない。
副長官は「世界中のあらゆる企業が損害賠償で適切な保護を受けられる。
世界全体が利益を得られ、原子力の安全にもプラスになる」と条約の意義を強調した。
福島 民報 より抜粋
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=21096&blockId=9842864&newsMode=article
★★★
死の灰から出される大きな崩壊熱は原子炉を止めても急には冷えません。
高速で走っている車にブレーキをかけても急には止まらないのと似ています。
制御棒を差し込んで反応を止めた後、発熱率が0.1%になるまでに約1ヶ月もかかります。
これから分かるように、
例え原子力発電を今日、直ちに止めたとしても、使用済燃料は10年以上にわたって冷却し続けなければならないのです。
その間冷却に失敗すると燃料棒が溶けて放射性物質が環境中に放出され、大変な事故になる可能性があります。
一年間発電に使った燃料を10 年以上にわたって冷却し続けなければなりません。
しかもそれが生物の生命にとって危険であり、何十、何百世代にもわたって消えないものであることはどの教材を見ても書いてありません。
★よくわかる原子力より