1枚の習字の手本を見ながら書くという
単純な動作からでも
多くの細胞が活性化し
何よりも
喪失感が多いその人に
喜びと達成感が生まれます
書道の すずりと筆から
昔を思い出し
自ら能動的行動に出る瞬間を言葉だけではなく
表情 動作 過去データーから瞬時にキャッチし
少ない言葉で小さな声で「書いて見ますか」と、そっと誘い出す介護は
介護者自身にとっても大きな喜びとなります
満たされた本人の落ち着きは
在宅で支える介護者にとっても
大きな喜びとなり
「本当に書いたの」・・と
自宅の場面とは想像できない出来事に
在宅介護継続の一歩となることが多くあり
喜びも辛さも、介護プロの一言で大きく変容します