若年認知症ケア
若年で認知症を患う方の中には 現役で精一杯頑張っていた生活が体に染み付き
今でも ふとしたことがきっかけで仕事に行かなければならないと思われる方
また 家族のことを案じて
夫が今日 定年を迎え昼の用意をして来なかったと 定年から数十年が経過しても
そのときの その思いと決着ができずに
はだしでも外へ出て行こうとする気持ちは
仕事一筋で家族を養っていた姿や
家族を大切に どちらも人生を真正面から逃げることなく生きていた証がみられる
解決していない そのときの思いを何度でも表出していただき
忘れても忘れても思い出すたび 繰り返し心が解決できる場面を用意させていただくことが
心残りなく人生の終盤を迎えることができるのだと
幾度となく ご利用者から教えていただいた
認知症介護の その人ならではの解決方法が必ず現場にあることも その人から教えられる