命という優先順位
一日の中でも 今日行うべき 優先順位
介護の中でも 個別の視点で行うべき 優先順位
ケアプランには 残存機能の活用により・・・・ と あっても
数日 食欲が無く 自力の食事摂取が困難となっている方には
一日の目標は 命を守る と 優先順位が変わる
しかしながら 通所で 昨日も その前日も どのような暮らしをされていたのか
知る気持ちがなければ 通常通りのサービス支援となる
何日も夜の睡眠がとれず 排便確認も何日も無く 食欲が急激におちている ご利用者に
自力の食事摂取を1時間以上も続けることは ご利用者は疲労感から 苦痛になり
体力低下に拍車をかける
せっかくの 楽しみであった食事の楽しみまでもが 苦しみとなり
更なる倦怠感が襲ってくる
送迎時の1分間アセスメントは 言葉だけではなく 環境や ご利用者の歩き方 表情
ご家族のとのやり取りからも 今 何が起きているのだろうと
利用者への支援や家族への支援へと新たな 組み立てが始まり
瞬時に チームでの3分間 カンファレンスが始まる
貴重な人生の一日を預かり 命を守るという優先順位の思考から
体に染み付いたアセスメント力が働き出す
命が 一番であることは 子供でも理解できることであるが
いまだに国の非常時をアセスメントできない 多くの国会議員が存在することは
日本に 大津波が何度も何度も押寄せてくるようだ
童神(わらびがみ)