修証一如
認知症介護実践者研修の外部実習 研修生が
2日間にわたり1名ずつ来所しているが どの方も 緊張の面持ちである
たった一日の研修で そこまでは無理・・と 目標設定から伝えるが
それでも 切羽詰った面持ちで 何とかアセスメントから ケアプランへと
へこたれずに迫ってくる
伺うと介護支援専門員になったばかりだと言う
認知症高齢者への思いと 熱意を受け
一日の研修への学習内容を各リーダーと打ち合わせをする
持参した外部実習の目標から 自施設の課題への目標を設定し
再度の確認作業へ入り
自己目標達成に近づく手法を確立する
アセスメントはケアプラン時だけではなく
日々の生活の中での気づきの入り口であることを知っていただくよう配慮する
アセスメントの力から 目の前の高齢者がどのように変化するのか
ケアプランに基づき支援する現場から しっかりと腑に落ちるように見ていただく
研修最後の感想は
多くの言葉をまとめると アセスメントは特別なことではなく
どのツールも 日常の中から気づきの入り口としてすぐそこにあることを知ったという・・
目標に達成した内容が書かれてあり安堵する
目の前の研修生だけではなく
その背後に大勢存在する 認知症高齢者に届けと ついつい 熱が入り
研修生のたじたじの様子に可愛そうに思うが
高齢者の笑顔を引き出すことで 笑顔があふれ 住み心地が良くなることは
誰もが無条件で理解することができる
認知症高齢者の 環境の変化を配慮し
今は研修生を一日1名しか受け入れていないが
その縁のあった研修生が 腑に落ちる 内容を持参して帰っていただければ幸いである