技術者倫理
安全は 達成と思った瞬間から崩壊が始まる
事故が起こった時は、組織内の誰もが緊張し事故原因の究明や再発防止策の策定・実施に力を注ぐ
それが功を奏して 無事故無災害が続くと 安全対策に注ぐエネルギーも資金も少しずつもったいなく思えてくる
その意味で 組織体の外部チェックや内部監査が重要になる
技術者の帽子をかぶる
経営者の帽子をかぶる
全く目線が変わってくる
”技術者倫理は何故必要か”
東京農工大学 中村教授の資料を読ませていただいた
異業種からの視点でのリスクの見方 捉え方は とても興味深く
新鮮で十分に 介護業界にも応用できるものであった
また 相反する 互いの意見の出しかたにも 説明責任がある
しかしながら
科学的ではないが
誕生するときも一人
死する時も一人であることも事実である
命があってこその自分達であることと同時に どう生き抜くのかという
技術者 経営者の前の 人としての倫理観も大事なような気がしてきた