歴史的人物の
その地へ訪ねると、
著書や歴史に伝えられる以上の感覚と出会うことができる。
吉田松陰が護送される途中に萩を見下ろした峠や
幽閉された地には
言葉には言い表せない肌に感じるものがある。
自分の意思を貫くとは
すべての 欲をも封じ込め
命までをも差し出す覚悟であった。
誰よりも平等に人を思い 平等に人を育て
日本を思い 日本の未来を思い 日本の子孫を思ったその志を
間接的にも受け継いだ日本の現代に生きる人々である。
今、何を思い 何を語り 何をしなければいけないのか
萩の地には多くの語りかけ 息づいているものがあった。
(おまけ)