バリヤーを感じることの無い介護現場での中堅どころの育成
人材育成の思考をあえて変えてみる。
介護専門学校を卒業し入社6年を迎える山ちやん。
山ちゃんは性格的に誰かの後ろに隠れていた方が心地良いという
遠慮がちな性格であるが、
あえて 山ちゃんに挑んでいただいている場面がある。
勉強会の準備係である。
人前で話すだけで 涙が止まらなくなる山ちゃんであったが
いまや その回数も減り
何よりも中堅どころとして 認知症の人の言葉を拾い
センター方式の個人指導を受けている最中である。
山ちゃんは 介護の視点を 遠慮がちに聞き取りながらも
素直さが ぐいぐい吸収し 今や、50%まで高まってきている。
山ちゃんを選出したポイントは 誰もが バリヤーを感じることなく
無で 教えて・・と
素直な視点だけで 純粋に聞き取ることができることである。
山ちゃんが 自信を持ち 皆さんの前で
センター方式を伝えることができるのも夢ではなく
勉強会で年内にデビューできそうである。
手間は介護者を考えさせ組織を強固にしていく力がある。