認知症の方を対応するサービス事業所の現状
(縫い物に30秒集中できる力)
自分のことでなくても
人が生きていく中で遭遇する困難な出来事は、
近ければ近い家族こそ
その家族を 真ん中において どうしたら解決できるのだろうと
より、良くなる方向性を積極的に考えていく。
それが、ただならぬ不安であれば
なお一層表面には出さないように心がけるが
身近な周りの人は、 いつもと違う・・と 感じることができる。
この身近な 周りの人に
介護事業所の人々はなることができているのだろうか・・
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家族の代わりに
介護をさせていただく縁をいただき
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あるときは認知症の人の代弁者として 側に居るわたし達が
少しでも心の在りように気づかなければ
認知症の人々は 誰を頼りに 生きていくのだろう
(セレクトとり丼)
いまや グループホームは
在宅サービスを受けても介護困難となった
BPSD(認知症の行動・心理症状)のある
認知症の人が直接ホームへ入居となる場面が多くなり
グループホーム創設時の入居対応者とは
随分 様変わりしている事実が顕著である。
(セレクト 親子丼)
BPSDがあるからこそ、
グループホームや施設へ入居するのだという
ご利用者の実態が赤裸々である。
密着度の高い少人数のグループホームや小規模多機能、
また、そこを利用することができず
入居するに至った有料老人ホーム(高齢者下宿)等が
これからが 介護の正念場を迎えるといっても過言ではないだろう。
今、自分等が何よりも優先することは
認知症の学びである。
学びがなければ 昔の古い介護から脱却できず
知らぬ間に 虐待ケースと結びつく危険性が高い。
認知症が進行したから
出て行ってほしいという話はありえないだろう。
学びこそ 尊厳の 源であり
互いの人生を豊かにする近道である。
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そのことを肌で感じた受講生達は
どうしたら認知症の人が望む介護ができるのだろうと
真剣に悩む姿がそこにあった。
昨夕は武田講師と本日の研修の進め方について調整を行った。
現場で活かすポイントを何処に置くのか、
研修はまさに参加する受講生等により
生き物のように変化をしていくことが大事だ。