ポジティブ アセスメント
介護支援専門員のアセスメント
困難ケースの多くは
困っている現実の、その人ばかりに視点をあてると
意味の無い、やっつけのケアプランとなる場合が多い。
困難ケースの相談に多いのが
怒りが多く他者とのトラブルも多い下肢筋力低下のケースである。
その困難と思われるその人をどのように意味ある 支援につなげていくのだろう。
例えば下肢筋力低下という
一つの課題からでも多くの分析項目が考えられる。
1)歩かない、歩きたくない
2)他者との交流も少ない
3)便秘がちで
4)意欲の低下へつながり行動範囲が限られる。
5)しまいには食欲も次第に乏しくなり
全身が衰えてくる危険性が高いと思われる下肢筋力低下である。
それをポジティブに考えるアセスメントを行っていくと
1)他者との交流が苦手だったその人は娘さんと同じ名前の人へは積極的に関わっていく
2)ひょうきんな面もあり、人を喜ばすことができる場面もあるという
( 時間が無いのでここら辺で失礼)
先ほどの、その人とは全くイメージが違ってくる。
精神面を向上させるプランは下肢筋力向上に向かうプランへと変身する。
ネガティブな考えからはネガティブな思考しか動かない。
ポジティブに考えることで大きく末広がりに思考が拡大していく。
★★★
今日は、札幌で先輩のお手伝いである。
どのように展開していただけるのかとても楽しみである。