日頃の食の力は大きい

食の力は大きい
昨日は、グループホームの90代後半を過ぎた方と80代後半を過ぎた方2名が発熱したが、先日のイクラご飯から食への楽しみを復活させる場面となっていたお二人である。

そのイクラごはんが効を成したのか、１名はクーリングで熱を吹き飛ばし１名はレントゲン撮影をするも、今まで何度か在宅時から肺炎を繰り返していたが、その兆候も無く点滴途中から大きな声で「痛いっていうの！！」と大きな声が復活しリーダーと「良かった・・」と安堵したが食の力をまざまざと見せ付けていただいた。

最近は、ご利用者で重度化された方にはかぼちゃや、ジャガイモをゆでてすりつぶし、少しの砂糖と塩で薄めに味付けし練乳をかけて召し上がっていただくと、自ら手元に引き寄せて食べようとする力が自ら沸きあがってきていた。

「食べない」ではなく「好んで召し上がっていただく方法」を現場で考えることも大事なことである。昔から言われるように「薬は一時の手助けにしかならないのであるから」体の芯に栄養をつけさせていただこう。

今日は、熱が引いた二人の為にも皆の為にもケーキを求めに行くことにしよう。
自分の親や祖父母等にさせていただくように・・・・・