日本の在宅における看取りの現状

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欧米ではそれほど数は多くないが自宅で過ごしている癌患者が昼間、
ホスピスのデイケアで音楽を聴いたり
刺繍をしたり、小物をつくり楽しんだりするプログラムで
在宅サービスの一環として提供されているという。
(21世紀の末期医療参照 厚生省健康政策局総務課監修)

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当デイサービスでも
認知症を患う健康を害した末期のご利用者も
在宅とデイサービスを利用され
自宅では最後までサービスを入れることなく看ることができた。

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事前に情報をお渡ししていた下顎呼吸時に
かかりつけ医に搬送し1時間30分後にお亡くなりになった。
家族らで最後まで看たいという娘さんらの強い希望があったからであり、
死に行く人を見送る家族の尊厳でもある。

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日本ではホスピスの存在は欧米に比べて数はほんのわずかであるが、
いま在る施設を駆使することも重要であり
お金をかけなくても現場では必要に迫られ
未熟ではあるが尊厳ある死に向かい家族と共に一歩ずつ進んでいる現状がある。

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