それぞれの工夫

 ”喜び報告”

今まで、外出支援を拒否していた方でも
北見菊祭りには
深い想い出があるようで
やっとでかけることができました。
帰り際には「お父さんも好きで見に行ってたの」と
懐かしそうに話されていました。
笑顔も見られ、「行って良かったわ」と声を掛けてくださりました。

グループホーム 高田

CIMG4718.JPGDSC09233.JPG

 

”力の引き出し”
デイサービス

テーブルの上に「おはじき、お手玉」などを並べて置いてあると、
お手玉を手に取り「あやこ」と、2つ手に取り始めました。
3つで出来るかなと手に取り、投げてましたが3つでは難しい様子でした。

他利用者様にもお声をかけましたが最初は「私出来ないから・・・」と
消極的な発言が見られましたが、
お手玉をそっと手に渡して見ると、自然と手が動き上手にお手玉を始めていました。

20101201_1453256.jpg

お手玉を触れることで脳が働き本人自ら働く力を導きだす。
これも能動的介護なのかと思いました。
これからも個々に昔好きだった事を知り、それがきっかけとなって力を引き出すお手伝いが
出来たらと思います。   

デイサービスⅢ号館 中村

 culture08_ph01.gif

病気により楽しみを奪われ
共に暮らす家族のような生活から
「残された人生に少しでも彩を」と考える人々の心は尊い

次の記事

祝い