垣根
多くの人は
自分も知らない心の奥に
言いようのない深い悲しみや
言葉に表す事さえ忘れていた
深い記憶が眠っている。
そんな自分自身も知らない自分が
その心の奥に潜めている記憶によって
今の行動に移行してくることが多々ある。
人はそんなに立派な人はなく
誰もが弱い生き物である。
しかし、そんな弱い生き物だからこそ
「苦しんでいるんだよ」と声にだせない人々の気持ちを
本当は、その人々と握手をするかのように
同じ気持ちの中で生きていることを知ると、
「なーんだ!
自分の素直な気持ちがそこにあったんだ」と気づくと
利用者の気持ちを知ろうと葛藤している
介護支援専門員と
利用者の垣根はなくなるのだろうね。