一年の積み重ね
新年を迎えることは、
たった一日の経過のことであっても
大掃除を行い
作物の恵みに感謝をし、
新しい年への抱負をいだき
玄関には、しめ縄を飾り
気持ちが引き締まるのは
古代からの日本の良き慣わしであります。
一年の積み重ねに区切りをつけ
新たな一年が積み重ねとなる繰り返しから
約30年前の自分を思い起こすと、
必死に懸命に生きていた自分が
痛々しくさえ思います。
随分と変化したものだと我ながら思いますが、
これは年齢が増すごとに樹木も雨、風にも強くなるように
人も悩み苦しんだ分、成長させてくれるのだと
命を繋ぎとめることができたことへの見えないものへの感謝がよぎります。
苦しいときには、
1冊の本からでも素直に心に染み渡り
励ましの言葉も謙虚に心にぐいぐいと入り、
道行く人の笑顔で温かく感じる心は
魂が成長するチャンスだったと実感します。
人生においての無駄は一つも無いのだと今は思えるようになり、
困難な場面では今度は何を教えようとしているのだろうと
ポジティブな思いが広がると
プラスの事柄が浮かんできます。
来年も笑いを原点に
お腹からの笑いを
一人でも多くの知らない人と共に笑っていきたいと思います。