大勢の中にいる孤独

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先日、主任介護専門員を受講中の人達と
共に会食をする時間をいただいたが、
「高齢者110番」の家について
今から待ち遠しいという話を聞かせていただいた。

 

その集まりに行く途中に、
タクシーの中から流れていた「マンションで姉妹が亡くなっていた」と、
驚いたが、
会場でこんなことがありましたと聴かされた内容は
やはり若い年代であり、どこへ相談に行って良いか不明だったという。
無事に解決されたようであるが、

 

「こんな些細なことで相談する場所等・・」と
相談する方は考えて当然なのだろう。

 

 

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「高齢者110番の家」は、子供110番のように
地域の賛同する家々に
シールを貼らせていただき、困ったとき等その家から
地域包括支援センター等に連絡をしていただくことが目的であるが、
その前段に地域住民らの意識を高めることを手始めとして

 

3月10日(土)に地域食堂(仮称)をオープンさせていただく予定となっている。
まずは、月2回の開始であるが
認知症の人も子供も
誰もが利用できる場所であり、
食を通して困りごとなどを気軽に相談していただき、
連携が必要と互いに了解をいただいた場面で
担当する地域包括支援センター等へ連絡をするものである。

 

また、そこまでには至らず
育児や介護の苦労話を話していただき、来所している者同士で話を聞くことで
すっきりとして帰っていただけることなど
互いのコミュニケーションの活性につながれば良いとも考えている。

 

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しかし、時代の変化から
「困った」、「どうしたの・・」と互いに言い合える
向こう三軒両隣の関係が希薄となっているのも事実であり、

 

今の地域包括支援センターの人数では、職員等が疲弊をすることは否めず
連絡後の地域住民との連携による体制つくりが最も大事なように考える。
その為には、やはり基本である
地域の中において自分からの挨拶を交わすことが
新しい風を自分から起こすことであるように思われる。

 

本日も、午後より有志の方々の会議があり
26日には運営委員等による会議後、
今後の方向性が大方決定する方向になっている。