いずれのときにも

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ときどき手にする本であるが、
松下幸之助氏の著書から力強く入るものがあった。

 

災難や苦難は、ないに越したことはないが
大きな犠牲で大変な苦難があったときには、その苦難に負けず
何とかせねばの思いにあふれて、
みんなが人一倍の知恵を絞り
人一倍の働きをつみ重ねた結果が
災難があった町と災難がなかった町では
ひらきをつくりあげるものがあると・・。

 

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何もなくて順調であるのが一番であるが、
そのように世の中は進まないのが人の歩みであるとも、

 

苦難でも
順調でも
安易に流れず
凡に堕さず

 

 

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いずれのときにも心を定め
人の何倍もの知恵や、

人の何倍もの働きを積重ねていくことの
大事さを改めて心に留まることができた。