その人らしさと自分らしさ
友人等は、あまり信じてはくれないが
講義以外に人前で話すことには非常に苦手である。
特に報道される場面では
いかに、記者が能力のある方なのかと
自分のとりとめない言葉をまとめていただいた文章をみるたびに感心させていただく場面が多々ある。
結局は
束縛されずに自由に野放しにしていただける環境が一番、自分らしさを出せる部分であり
これは、子育てにも介護にも通用するようだ。
本人以外の誰かのさじ加減が強く働く事により、
結局は本人らしさを失ってしまうのだろう。
世の中、いろいろな講釈が多いが
本人らしさを育てる為には
日本の昔の母親のように
大勢の子供がいても
この子には今が大事と考えた場面のみ、
あらん限りの愛情を注ぎ、優しさや怒りをあらわにする。
その関係性が親との繋がりとなって親が老いてもその場面が浮かび
通夜や葬儀の場面では親を語る時間となり供養となるのか。
人生の中で真剣に触れるチャンス時を見逃さないことが最も大事なのだろう。